カルシウム

妊活とカルシウム

妊娠中にはカルシウムが大切という事は聞いたことがあるかと思います。
実は、それは妊活中にも言える事だとはご存じだったでしょうか。
カルシウムとは、知っての通り、骨や、歯などを作る大切な栄養素の一つです。
それ以外にも、ホルモンの分泌を円滑にしてくれるという働きがあるのです。
妊活中には、ホルモンバランスを整える事が重要です。
ホルモンバランスを整えるために一役買ってくれる栄養素がカルシウムと言えるのです。

また、よくイライラしている人には、カルシウムが足りないからだとかいう事を聞いた事があるでしょう。
カルシウムには、興奮をしている神経を正常に戻す作用や、緊張している筋肉をほぐす作用もあるのです。
妊娠していない状態の成人女性に必要なカルシウム量は、1日600ミリグラムと言われています。
妊娠時にはプラス300ミリグラムの900ミリグラムが必要と言われています。
妊活中から、カルシウムを摂るように心掛けていると、妊娠してからのカルシウム摂取もスムーズにはずです。

また、カルシウムと同時にマグネシウムを摂取することも重要です。
なぜならば、せっかく摂ったカルシウムをきちんと機能させる役割をしてくれるからです。
カルシウムとマグネシウムをバランスよく取ることで、カルシウムの効果が発揮されるのです。
カルシウム2に対してマグネシウム1の割合での摂取が理想的と言われています。

ではカルシウムはどういったものに含まれているのでしょうか。
牛乳やチーズに代表される乳製品や、小魚、豆製品や野菜にも含まれています。
マグネシウムも、乾燥わかめや、アーモンド、豆類や、種類などに含まれています。
バランスよい食事を心がけて、おやつなどは、スナック菓子などではなく、豆類などに変更するなど、日ごろのちょっとした努力で摂取することができるはずです。
カルシウムが不足すると、体に蓄えているカルシウムが血液中に流れ出して、骨粗しょう症の原因にもなります。
妊活を機に、将来の為にもカルシウムの摂取を心がけて、健康な妊活ライフを楽しみましょう。