オメガ3脂肪酸という言葉を聞いたことがありますか。
妊活をしているしていないに関わらず、健康に興味がある方なら一度は耳にしたことがあるかと思います。
脂肪酸には、バターやラードなど、常温では固体な飽和脂肪酸と、常温では液体の状態の不飽和脂肪酸に分かれます。
オメガ3脂肪酸は、液体の不飽和脂肪酸の一種で、青魚に含まれるDHA・EPAやえごまに含まれるαリノレン酸はなどが挙げられます。
オメガ3脂肪酸は細胞が正しく機能するために、必要不可欠な要素で、自分の体では作れません。
卵子の老化を防ぐ抗酸化力も高く、女性ホルモンのセロトニンの減少を抑える働きもあります。
妊活中だけでなく妊娠中や出産後のマタニティブルーに対しても効果が期待できます。
オメガ3脂肪酸は青魚をはじめ、えごま油、亜麻仁油(アマニ油)、シソ油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品から摂取できます。
えごま油では、小さじ1で、一日に必要な2グラムを摂取できます。
しかし、酸化しやすいので、加熱料理には向いていません。
オメガ3脂肪酸は、脂肪燃焼や、中性脂肪を下げる効果、コレステロールを下げる効果、メタボ予防等、ダイエットにも効果を発揮する脂肪酸です。
また、動脈硬化や、脂肪肝の予防、高脂血症予防、などの疾患の予防にもつながりそうです。
妊活的には、卵子や精子の老化予防、血流改善などに効果が期待できます。
妊活にも持ってこいのオメガ3脂肪酸ですが、毎日適量摂取するのは困難かも知れません。
サプリメントなどを適切に利用して、生活に取り入れる方法が長く続けられるコツと言えます。
妊活に特化しているとは、必ずしも言えないオメガ3脂肪酸ですが、健康にいいことは間違いありません。
パートナーと共に、日々の生活に取り入れて妊活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
現代病の予防にもつながりそうなオメガ3脂肪酸で、妊活をきっかけに、ダイエットや、その後の妊娠生活、育児にも立つことでしょう。
