妊活の有無を問わず、女性に多い症状の一つに冷え性があげられます。
冷え性になると、どのような弊害があるかご存知でしょうか。
そもそも、女性は、男性よりも、血液の量自体が少ないと言われています。
それ故、寒い時期になると、血液の流れが弱くなり、冷え性になりやすいとも言えます。
血液の流れが悪い事が冷え性の原因なのです。
特に妊活中は、冷え性により生殖器の機能が低下して、卵子が作られなくなるという可能性もあります。
血行を促進して、体が冷えないようにすることは、冷え性の改善のみならず、生殖器の機能向上にもつながります。
では、どのような対策が有効なのでしょうか。
注目されている方法に、マッサージがあります。
特にふくらはぎは、血液を心臓に戻すポンプの役割をしています。
このふくらはぎをマッサージすることで、血液がしっかりと循環されることにより、血行が促進されます。
ふくらはぎをほぐして、ねじる動作や、下から上へと揉むだけでも血行促進に効果があります。
立って、かかとをあげる動作を、10回から30回行うだけでも、血液の流れはよくなります。
誰でも簡単にできる方法なので、試してみてもいいかも知れません。
また、入浴も効果的です。湯船につかることで、身体全体が温まり、血液の流れをよくする効果が期待できます。
入浴時にマッサージを行うと、さらに効果的です。
のぼせない程度に、ゆっくりとお湯につかり、リラックスすることで、血行促進と共に、リフレッシュにもなるので、シャワーのみではなく、湯船につかることも大切です。
日常的にも、軽い運動をしたり、体操や、ヨガなどをして、体を動かすことも重要です。
無理のない範囲で、自分のできる事から行っていけば、続けられるはずです。
少しの事でも、長く続ければ、なにもやらないよりは、かならず効果は出てきます。
体を冷やさないように気を付けて、意識して血行促進に努めることが、妊活中に大切なことの一つと言えそうです。
